超音波カッターのこと [模型グッズ]
スポンサードリンク
さて、レッドミラージュの後何を作ろうかと思う一方で、以前より気になる模型GOODズがあったのです。それは超音波カッターです。存在は知っていたものの、値段も値段ですしどうかなーって思っていたのですが、先日ご紹介したフジテレビ「プラモつくろうCustom」でνガンダム作例の紹介の回で湯本氏が使っていたのを見て、「これはやはり買わねば!」と決意し、遂に我が家に導入致しました!
こちらは本体ですが、実際に作業するグリップ部はこんな感じです。
本ブログ模型GOODズのご紹介では、超音波シリーズ第2弾となります。以前ご紹介した超音波洗浄機は超音波の力で微細な水の揺れを起こし、それによって汚れを落とそうという仕組みでした。
では今回の超音波カッターはどういったものなのでしょうか。詳しいことはよくわからんので置いておいて、どうやらカッターの刃を超音波で振動させる事によって切断物との摩擦力が少なくすることで切れ味を上げる、というものらしいです。
私が購入したものは通常のデザインナイフの刃が使えるものでした。となるとそのデザインナイフの刃がすんげぇ速さで振動してギコギコと且つすぱっと切断する仕組みなのではと思われます。その手ごたえがどういったものになるのかはとても想像がつかず、購入して初めてやってみる時はとてもどきどきします。
では、今回初超音波カッターの栄えある実験台となったのが、我が模型GOODズに欠かせない生贄として、新規試みはいつも彼から実験されるという、重要なキャラクター、MS06ザクⅡ君でございます。
過去、スジボリの練習、銀塗装の試し吹きや残った塗料の吹き付け、リベットの埋め込み、サフの実験、様々な表現の一発目は彼に行われるという、一方で今や愛着たっぷりの彼です。
では今回、目立たないところでリアスカートのパーツを切り離して一部を切断してみることにしました。その予想とは異なる手ごたえはなかなか文章では伝えにくいので動画も掲載させていただきます。ニュアンスが伝わりにくいのでご覧いただければ幸です。
ご覧いただいてお分かりいただけるかもしれませんが、意外と手ごたえは「ホットナイフで切る」ものにすごく近いのです。パーツの厚みは約1.5mmでしたが断面を見ていただけると、あまりに高速で刃が動いたことで熱が発生してしまって溶けてしまっています。したがって実はスパッと鋭い切り口にはなりません。しかし力は殆どかけずにぶにゅ~っと切ることが出来る感覚です。
「なんだぁ切り口がスパッと行かないのかよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。事実私も若干そう思っています。が、次の動画のように、ここまで簡単に切り落とし作業が出来るとなると計り知れないメリットがあると思うのです。ちょっとピンボケしていてすいません…
実験体ザクのスパイクアーマーのトゲをひとつ切り落としてみました。
もし通常の工作ではエッチングソーなどを使ってガリゴリと根気良く作業しなくてはなりません。
それがあっという間に出来るというのは、まさにあ~ら奥さん、という感じです。
結果的に完璧万能、というわけではありませんが、
・2mm程度の厚みであれば全くストレスなく切断が可能
・ではあるが溶けによる厚みのロスは考慮する必要がある
・ものの大幅な作業時間短縮に結びつく
・そして何より楽しい
・高いけどね…
という訳で、改造派には欠かせない模型GOODズとなることは間違いないでしょう。
私も現在製作中のこのキットの手首部分を加工するのに使用しています。
一連の作業時間が大体1/12くらいで進みます(当社比)
さぁこれでばりばり切り落とすぞ!
じゃなくってきちんと模型も完成させないと!
人気ブログランキングに参加しております。もし記事を面白いと思っていただけたのであれば、また、部品の切断にストレスを感じたことのある方は↓下記リンクボタンをクリックしていただけると嬉しいです!
スポンサードリンク
さて、レッドミラージュの後何を作ろうかと思う一方で、以前より気になる模型GOODズがあったのです。それは超音波カッターです。存在は知っていたものの、値段も値段ですしどうかなーって思っていたのですが、先日ご紹介したフジテレビ「プラモつくろうCustom」でνガンダム作例の紹介の回で湯本氏が使っていたのを見て、「これはやはり買わねば!」と決意し、遂に我が家に導入致しました!
こちらは本体ですが、実際に作業するグリップ部はこんな感じです。
本ブログ模型GOODズのご紹介では、超音波シリーズ第2弾となります。以前ご紹介した超音波洗浄機は超音波の力で微細な水の揺れを起こし、それによって汚れを落とそうという仕組みでした。
では今回の超音波カッターはどういったものなのでしょうか。詳しいことはよくわからんので置いておいて、どうやらカッターの刃を超音波で振動させる事によって切断物との摩擦力が少なくすることで切れ味を上げる、というものらしいです。
私が購入したものは通常のデザインナイフの刃が使えるものでした。となるとそのデザインナイフの刃がすんげぇ速さで振動してギコギコと且つすぱっと切断する仕組みなのではと思われます。その手ごたえがどういったものになるのかはとても想像がつかず、購入して初めてやってみる時はとてもどきどきします。
では、今回初超音波カッターの栄えある実験台となったのが、我が模型GOODズに欠かせない生贄として、新規試みはいつも彼から実験されるという、重要なキャラクター、MS06ザクⅡ君でございます。
過去、スジボリの練習、銀塗装の試し吹きや残った塗料の吹き付け、リベットの埋め込み、サフの実験、様々な表現の一発目は彼に行われるという、一方で今や愛着たっぷりの彼です。
では今回、目立たないところでリアスカートのパーツを切り離して一部を切断してみることにしました。その予想とは異なる手ごたえはなかなか文章では伝えにくいので動画も掲載させていただきます。ニュアンスが伝わりにくいのでご覧いただければ幸です。
ダウンロードは🎥こちら
ご覧いただいてお分かりいただけるかもしれませんが、意外と手ごたえは「ホットナイフで切る」ものにすごく近いのです。パーツの厚みは約1.5mmでしたが断面を見ていただけると、あまりに高速で刃が動いたことで熱が発生してしまって溶けてしまっています。したがって実はスパッと鋭い切り口にはなりません。しかし力は殆どかけずにぶにゅ~っと切ることが出来る感覚です。
「なんだぁ切り口がスパッと行かないのかよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。事実私も若干そう思っています。が、次の動画のように、ここまで簡単に切り落とし作業が出来るとなると計り知れないメリットがあると思うのです。ちょっとピンボケしていてすいません…
ダウンロードは🎥こちら
実験体ザクのスパイクアーマーのトゲをひとつ切り落としてみました。
もし通常の工作ではエッチングソーなどを使ってガリゴリと根気良く作業しなくてはなりません。
それがあっという間に出来るというのは、まさにあ~ら奥さん、という感じです。
結果的に完璧万能、というわけではありませんが、
・2mm程度の厚みであれば全くストレスなく切断が可能
・ではあるが溶けによる厚みのロスは考慮する必要がある
・ものの大幅な作業時間短縮に結びつく
・そして何より楽しい
・高いけどね…
という訳で、改造派には欠かせない模型GOODズとなることは間違いないでしょう。
私も現在製作中のこのキットの手首部分を加工するのに使用しています。
一連の作業時間が大体1/12くらいで進みます(当社比)
さぁこれでばりばり切り落とすぞ!
じゃなくってきちんと模型も完成させないと!
人気ブログランキングに参加しております。もし記事を面白いと思っていただけたのであれば、また、部品の切断にストレスを感じたことのある方は↓下記リンクボタンをクリックしていただけると嬉しいです!
スポンサードリンク
2009-12-08 00:07
nice!(0)
コメント(3)
トラックバック(0)
こんばんは~。
おおーっ、随分大物を購入しましたね~。びっくりです。
でも切れ味は流石ですね。しかし値段がな~^^;。
次はガンダム系ですか(30th?)。
楽しみにしてますね。
by Ulitzen (2009-12-08 23:54)
しょういちろうさん、こんにちは
私も、この超音波カッターは、あることは知っていましたが、お値段に
ビックリです。
動画を拝見させて頂いて、切れ味にもビックリです。
デザインナイフの刃が使えるっていうのが、凄いですね。
私も欲しいけど、お金がないです・・・。
後ハメの時くらいしかまだ使えないし・・・。
改造する方には、便利グッズですね!
by ケン (2009-12-09 16:20)
>Ulitzenさん
こんばんは~
大物です!大きかったよ…ipodを買おうと思っていて後生大事にしていた某家電店のポイントを使ってしまいました…
今回例に使用しておりますガンダムは切り刻む必要が殆どない優秀キットだということに遅まきながら気がつきました…
どうしようかのう・・・
>ケンさんへ
こんばんは~
デザインナイフの刃が使えるということは、リーズナブルであると同時に、もし自分の手が秒速万単位で振動できれば必要ないということでもあります。ってアホみたいなことを買ってから思いつく自分にあきれております。
by しょういちろう (2009-12-10 23:53)