MSV 1/144 ザク・デザートタイプ ジオラマのこと 2 [MSV 1/144 ザク・デザートタイプ]
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さて、このザクデザートタイプのボックスアートのジオラマを作ろう!と決めてみたわけですが、一口にジオラマを作ると言っても、まずはいろいろ順序立てて考えなくてはなりません。
ジオラマ・ディオラマ・ダイオラマなどいろいろな呼び名があり、その作り方については模型誌などでいろいろな説明がありますが、一般的には下記のような構想のステップで進めていくものかと思います。
0 どんなジオラマを作りたいか・何を表現したいか
1 スケールはどうするか
2 どのような登場物(景色も含めて)がいるか・あるか
3 その登場物をどのような素材・材料で作成するか
4 レイアウトをどうするか
5 タイトルをどう命名するか
といった項目について考えてから実行に移す段取りになるかと思います。
0 どんなジオラマを作りたいか
基本中の基本。今回はボックスアートの世界を作りたいこととなります。前の記事で書いた自分のこのボックスアートの世界は、
「砂塵を巻き上げ突如出現する3機のザクデザートタイプ。うち1機はまさに地面を割り、地中から這い出る瞬間。後方には巨人とも言えるモビルスーツの急襲にうろたえる61式戦車と搭乗員の姿が。夕暮れ時のような空模様の色使いとドラマ性」
でした。このイメージをどこまで表現できるかがジオラマの完成度につながることになります。
1 スケールはどうするか
ザクデザートタイプのキットは1/144で出ているのでサイズはこれでいこうかと思います。
2 どのような登場物がいるか・あるか
今回はボックスアートを表現したいので準備物はそれに準ずるものを考えることとなります。
登場するものとしては、手前から地中を這い出るザク、中央のザク、奥に位置するザクの3機と、61式戦車が必要です。そしてベースや地面となるものが要りますね。
・キット類
ザク本体はキットがありますし、61式戦車も実はキット化されています。
搭乗員はどっかから見つけてきましょう。
・ベース
これはレイアウトにもよりますが、今回は色々な角度から見たいので、円形の飾り台を考えてみます。
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・地面となるもの
今回は砂漠がテーマなので、紙粘土か壁補修材、情景カラーやグレインペイントで行けそうです。
紙粘土のファンド
4 レイアウトはどうするか
本来ジオラマを作るときはここのプランニングにカロリーを割いて試行錯誤するのが苦しくとも楽しくもあるのですが、今回は明確にボックスアートというレイアウトがありますのでそれをどうベースに落とし込むのかを検討することになります。
5 タイトルをどう命名するか
まぁこれは完成した時に考えることとします。
これを先に思いついてイメージとテーマの根幹になる場合もあるでしょう。(現時点でもいろいろ候補はあるのですが)
一連の事前計画をもとに、まずはとにかくレイアウトしてみることとします。
すでに一部組み立てが進行している写真ですが、ザクのキット自体どこまでいじるが問題となります。
主に高さをどのように調整するかがポイントとなりそうなのが分かりました。
一番手前のザクはボックスアートですと頭と腕の一部しか出ていません。しかし胴体なしで作ってしまうと頭・胴体・腕のつながりのラインが不自然になりそうなのでいったん上半身状態で進めようと思います。そして真中のザクは脛から下がボックスアートでは埋もれている感じですが、手前のザクの位置決めを行わない限り脛からうめてしまうのは危険な香りがします。
でもってなのですが、一番奥のザクが購入できておらず替わりとして同スケールのディザート・ザクを使用しています。
ベースの大きさに対してのおさまりは良さそうで、正面アングルはボックスアートの構図に準ずるものにできそうです。絵にはパースがついているのでもう少しスケールの調整が必要になるかと思っていましたがいい感じでしょう。
しかしいかんせん旧キットなのでどこまでいじるかが悩みで、特に手などはマスト。この辺りは別パーツで対応を随時していこうと思います。しかしプロポーションはびっくりするほどに良好で、もしかしたたこのままいけそうというのがレイアウトしてみての収穫です。
そして直面する予感は持っていたのですが、最大の問題点があります。ジオラマ作りは設定した「作りたい内容」における、それに出てきた単語をどれだけ表現できるかが成功の鍵だと思っています。で、悩みどころなのは冒頭に出てくる、
「砂塵を巻き上げ」
こいつをどうするかなのです。ボックスアートでは、手前のザクは砂煙というより砂粒が飛び出ている感じ。中央と後方のザクに至っては腕や背中から砂が滴り落ちているような表現です。いわゆる「モクモクと出る煙」ではないタッチで描かれています。
ジオラマにおける砂煙の表現方法に綿を使用しているものが多いのですが、あの繊維的な感じもありうまく作れるかの自信が私にはまだありません・・・
パテやレジンなどで形として表現しているものも世には多いのですがそれでは、「モクモクとした」感じになってしまい砂粒として飛び出ている感じや滴り落ちている感じが表現できそうにもありません・・・
さぁどうしようか・・・
つづく。
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さて、このザクデザートタイプのボックスアートのジオラマを作ろう!と決めてみたわけですが、一口にジオラマを作ると言っても、まずはいろいろ順序立てて考えなくてはなりません。
ジオラマ・ディオラマ・ダイオラマなどいろいろな呼び名があり、その作り方については模型誌などでいろいろな説明がありますが、一般的には下記のような構想のステップで進めていくものかと思います。
0 どんなジオラマを作りたいか・何を表現したいか
1 スケールはどうするか
2 どのような登場物(景色も含めて)がいるか・あるか
3 その登場物をどのような素材・材料で作成するか
4 レイアウトをどうするか
5 タイトルをどう命名するか
といった項目について考えてから実行に移す段取りになるかと思います。
0 どんなジオラマを作りたいか
基本中の基本。今回はボックスアートの世界を作りたいこととなります。前の記事で書いた自分のこのボックスアートの世界は、
「砂塵を巻き上げ突如出現する3機のザクデザートタイプ。うち1機はまさに地面を割り、地中から這い出る瞬間。後方には巨人とも言えるモビルスーツの急襲にうろたえる61式戦車と搭乗員の姿が。夕暮れ時のような空模様の色使いとドラマ性」
でした。このイメージをどこまで表現できるかがジオラマの完成度につながることになります。
1 スケールはどうするか
ザクデザートタイプのキットは1/144で出ているのでサイズはこれでいこうかと思います。
2 どのような登場物がいるか・あるか
今回はボックスアートを表現したいので準備物はそれに準ずるものを考えることとなります。
登場するものとしては、手前から地中を這い出るザク、中央のザク、奥に位置するザクの3機と、61式戦車が必要です。そしてベースや地面となるものが要りますね。
・キット類
ザク本体はキットがありますし、61式戦車も実はキット化されています。
HG UCHG 1/144 MS-06 ザク地上戦セット (機動戦士ガンダム MS IGLOO)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- メディア: おもちゃ&ホビー
搭乗員はどっかから見つけてきましょう。
・ベース
これはレイアウトにもよりますが、今回は色々な角度から見たいので、円形の飾り台を考えてみます。
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・地面となるもの
今回は砂漠がテーマなので、紙粘土か壁補修材、情景カラーやグレインペイントで行けそうです。
紙粘土のファンド
4 レイアウトはどうするか
本来ジオラマを作るときはここのプランニングにカロリーを割いて試行錯誤するのが苦しくとも楽しくもあるのですが、今回は明確にボックスアートというレイアウトがありますのでそれをどうベースに落とし込むのかを検討することになります。
5 タイトルをどう命名するか
まぁこれは完成した時に考えることとします。
これを先に思いついてイメージとテーマの根幹になる場合もあるでしょう。(現時点でもいろいろ候補はあるのですが)
一連の事前計画をもとに、まずはとにかくレイアウトしてみることとします。
すでに一部組み立てが進行している写真ですが、ザクのキット自体どこまでいじるが問題となります。
主に高さをどのように調整するかがポイントとなりそうなのが分かりました。
一番手前のザクはボックスアートですと頭と腕の一部しか出ていません。しかし胴体なしで作ってしまうと頭・胴体・腕のつながりのラインが不自然になりそうなのでいったん上半身状態で進めようと思います。そして真中のザクは脛から下がボックスアートでは埋もれている感じですが、手前のザクの位置決めを行わない限り脛からうめてしまうのは危険な香りがします。
でもってなのですが、一番奥のザクが購入できておらず替わりとして同スケールのディザート・ザクを使用しています。
ベースの大きさに対してのおさまりは良さそうで、正面アングルはボックスアートの構図に準ずるものにできそうです。絵にはパースがついているのでもう少しスケールの調整が必要になるかと思っていましたがいい感じでしょう。
しかしいかんせん旧キットなのでどこまでいじるかが悩みで、特に手などはマスト。この辺りは別パーツで対応を随時していこうと思います。しかしプロポーションはびっくりするほどに良好で、もしかしたたこのままいけそうというのがレイアウトしてみての収穫です。
そして直面する予感は持っていたのですが、最大の問題点があります。ジオラマ作りは設定した「作りたい内容」における、それに出てきた単語をどれだけ表現できるかが成功の鍵だと思っています。で、悩みどころなのは冒頭に出てくる、
「砂塵を巻き上げ」
こいつをどうするかなのです。ボックスアートでは、手前のザクは砂煙というより砂粒が飛び出ている感じ。中央と後方のザクに至っては腕や背中から砂が滴り落ちているような表現です。いわゆる「モクモクと出る煙」ではないタッチで描かれています。
ジオラマにおける砂煙の表現方法に綿を使用しているものが多いのですが、あの繊維的な感じもありうまく作れるかの自信が私にはまだありません・・・
パテやレジンなどで形として表現しているものも世には多いのですがそれでは、「モクモクとした」感じになってしまい砂粒として飛び出ている感じや滴り落ちている感じが表現できそうにもありません・・・
さぁどうしようか・・・
つづく。
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2014-05-15 01:39
nice!(4)
コメント(2)
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オカヽ(´∀` )ノエリー!!
この数年間、ブックマークも外さずちょくちょく見てましたよw
パッケージの再現とはホント浪漫ですなぁ
by ぽ村 (2014-05-31 16:21)
>ぽ村さん
ただいまです!
コメントありがとうございます!嬉しいです。せっかく復活しましたので程よく続けられるよう頑張ります。
改めまして今後もよろしくお願いします!
by しょういちろう (2014-05-31 19:20)