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MSV 1/144 ザク・デザートタイプ ジオラマのこと3 砂煙の表現 [MSV 1/144 ザク・デザートタイプ]

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さて、砂煙をどうしようかという問題にぶち当たったわけですが、ネットで様々なジオラマにおける
砂煙、土煙の表現を勉強してみます。
いろんな単語で画像検索をかけてみると様々な作品を見ることができますが、一部勝手ながらリンクと引用をさせていただきます。

red(^^)Vさまのブログ Do not give up!  Persistence pays off!より三橋淳341号のジオラマ!!より
ラリーカーが疾走する場面をジオラマ化されています。
綿を着色して表現されていますが砂塵を巻き上げる感じがとても上手に再現されています。
遠目に見るとここまで綿の繊維を感じさせないのですね。素晴らしいです。
ラリーカージオラマ.jpg

よっしーの半径100m♪さまよりガメラジオラマ
よっしーさまガメラ.jpg
ガメラのクライマックスシーンをイメージに、砂煙ではありませんが爆炎を自作されたものです。
まるでワンシーンを切り取ったかのような、映画の一コマを連想させる完成度かと。

なるほど。実際に素材は固くてもエフェクト的な表現ができるのかと感心。
そういう視点からいくと、例えばタイムスリップグリコのこちらなど、そういった技法で見事に煙を表現しています。
タイムスリップグリコ鉄人.jpg
タイムスリップグリコ鉄人2.jpg

こんなに小さいのにすごいです。遠近感もあり、私の大好きなジオラマの一つです。 

となると最近すげーとなるのが、バンダイさんのS.H.FIGUREARTSシリーズ等によく付属しているエフェクトパーツが充実しており、
とても効果的な役割を果たしています。このパーツなんかは今回のイメージに近いかも。
ウルトラアクトエフェクト.jpg
バンダイ ウルトラアクト ウルトラマンアグル&光臨エフェクトパーツセット

というわけで様々な作品から刺激を受けてみましたがまとめてみますと、
ジオラマにおける煙の表現には大きく、

・綿を使う
・レジンやパテを使う

手法があるようです。
・綿を使う場合
メリット
柔らかな密度感を作り出すことができる。
ある程度形をアレンジできるので何度も形作りを試みることができそう。
彩色も可能。また炎による煙の場合、中にダイオードなどを仕込むと雰囲気を増すことができる。
デメリット
繊維なので糸状のはみ出しができやすいか。

・レジンやパテを使う場合
メリット
(難易度は別として)狙った形を作り出せるので瞬間を切り取ったような表現が可能。
再現度という点よりも表現としてエフェクトのような「効果」を脳内変換させる力を持っている。
クリア素材を使えば内部に電飾を仕込むことも可能。
デメリット
やはし作ること自体が難しそう。

といったところでしょうか。今回表現したいのはモクモクとした感じではなく砂塵のような煙感なので、やるとしたら綿でしょうか。
でも…やはり繊維の感じが今回のテーマとギャップを生みそうです。レジンかなんかを利用してエフェクトっぽい表現もいけそうですが、
どうにかして「描いたような感じ」を出せないかねぇ…

描いたような感じ…

描いたような…

いっそ描いちまうか!!

思いつきは乱暴でしたが、閃き降臨!
箱作って透明な板入れてそこに煙を絵として描いてみては!!
いわゆるアニメセル画おける重ねの技法とか、Photoshopなどのレイヤーの概念をそのまま立体に持ってきてはどうなるだろうか!?

そうと決まれば実験しよう!
ザクデザートタイプシャドウボックス実験.jpg
おー!ジオラマっていうよりシャドーボックス!?
これだけいい加減なイメージでもいけるのでは!?

続く



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